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人民元為替予約送金
 

      中国工商銀行東京支店は、個人のお客様向け人民元為替予約送金をお取り扱いしております。送金されるお客様は、日本円から人民元への為替後の金額を把握することができ、また、受取人の方は直接、その人民元を受け取ることが可能になります。適用されるレートは、中国工商銀行本店が制定した、送金日の日本円の「現匯買入価」(TTBレート)となります。

  人民元為替予約送金の送金人は、日本にお住まいの個人に限定され、受取人は中国国内で有効な居民身分証番号を所有している方に限られます。また、人民元為替予約送金は個人の経常取引*のうち、経営資金以外の資金による外貨送金に限定されます。

  中国国家外貨管理局の規定により、個人の人民元為替金額が制限されており、中国国内では一年間に人民元為替予約送金で受け取った送金金額及び中国国内銀行での人民元為替金額の合計が、5USドル(含)相当額を超えることができません。5USドル(含)相当額を超えた場合は、手数料を差し引いた後、当行に組み戻しされます。また、中国国家外貨管理局の現行の規定に基づき、1USドル(含)相当額以下の人民元為替予約送金につきましては、身分証明書類(本人確認資料)をご提示ください。当行でその写しを保管いたします。1万~5USドル(含)相当額の人民元為替予約送金につきましては、身分証明書類(本人確認資料)のほかに、資金の出処を証明する書類をご提示ください。当行にて身分証明書類(本人確認資料)とともにその写しを保管いたします。

  当行の人民元為替予約送金は、通常の海外仕向送金と同じ手数料となります。人民元為替予約送金の中国国内での受取銀行は当行上海支店となり、上海支店が日本円を人民元に為替の上、受取人の口座保有銀行に転送し、受取人の方にお支払いをいたします。上海支店の手数料につきましては、受取銀行によって異なります。具体的には下記の通りです。

  受取銀行が上海支店であった場合、上海支店の手数料は免除となります。受取銀行が上海以外の地区の中国工商銀行であった場合、1件につき10人民元を、受取銀行が中国工商銀行以外の銀行であった場合、1件につき20人民元を、いずれも送金金額より控除します。人民元為替予約送金する場合には受取人の人民元の口座番号、身分証明書番号が必ず必要となります。

  人民元為替予約送金のそのほかの手続きに関しましては、通常の海外送金と同じです。

  * 経常取引とは、実質的な資源の流動を指し、輸出入貨物、輸出入サービス、対外的に決済されるべき収益、および同等の状況下にない場合において、その他の国家あるいは地域間に発生した提供、もしくは接受すべき経済価値の経常移転が含まれます。

本人確認書類の種類に関しては「本人確認制度」をご参照ください。

  外国送金に関し金融機関を利用する場合、送金決済に関わる、金融機関間の共通の仕組みにより、お客様のお名前、ご住所などの個人情報が、外国にある送金先金融機関に通知されることとなります。

  その概要、ご留意頂きたい点等につきましては、全国銀行協会の下記のweb siteをご覧下さい。

 

    (全国銀行協会関連web site

    https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-f/17491/

 

   なお、わが国の個人情報保護法令等につきましては、個人情報保護委員会の関連web siteにもご案内がございます。

 

    (個人情報保護委員会web site

    法令・ガイドライン等 |個人情報保護委員会 (ppc.go.jp)

    令和2年 改正個人情報保護法について|個人情報保護委員会 (ppc.go.jp)

 

  上記の内容は法令等の改定により、新たに通知することなく変更することがあります。